「体重増加」と「太る」の混同
Bing Image Creatorによる疑問を抱いた三毛猫の絵。
先日、ある人とダイエットの話をしていて違和感を覚えた。
最初はなぜなのかわからなかったが、その人にとっては「体重増加」と「太る」がイコールなのだ、と気がついて納得した。
私のとらえ方は「体重増加」は文字通り体重が増えることで、「太る」はウエストやヒップ等のサイズがアップしてしまう、今までMサイズだった服がLサイズでないと着られなくなってしまう、といったこと。
それに私にとっては喜ばしい体重増加もあれば、嬉しくない体重減もあって、一概に体重が減ったから痩せた、嬉しい、と喜べるものでもない。
これでは話が微妙にずれても仕方がない。
よく言われるが筋肉と脂肪は重さが同じでも体積は違うから、体重が増えたとしてもサイズがほとんど変わらなければ脂肪ではなく筋肉が増えての体重増かもしれない。
あるいは、無茶な食事制限をして痩せたけれど、実際はタンパク質が不足して内臓が弱り、筋肉も減って脂肪はそのまま、という体重減。
逆に意識してしっかり摂取しだしたタンパク質によって弱っていた内臓が修復され、その結果の体重増。
どれを嬉しく思うかは人それぞれだろう。
それにしても当たり障りのない話だったのに、ついあれこれ考えてしまった。
こいうい場合、相手に求められてもいない自論を展開するより、我が身を振り返るのが先。
最近の食事はどうか、あらためて振り返ってみるいい機会になった。